2023年10月中旬〜下旬
シーン0:10/12・午後14:38・晴れ・気温28℃(@0:00〜)
シーン0:10/12・午後16:59・晴れ(@0:04〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
新旧2台の自動センサーカメラで2つの巣穴L、Rを監視しています。
シーン1:10/15・午前11:28・気温11℃(@0:08〜)
雨上がりでタヌキの毛皮が濡れています。
2頭ペアで来たうちの1頭が巣口Lの匂いを嗅いでから中にスルリと潜り込みました。
「同じ穴の狢 」の証拠映像を昼間に初めて撮れました。
しばらくすると、侵入したタヌキは頭から外に飛び出しました。
巣内で方向転換したことになります。
獣道を左へ走って行きましたが、巣穴の主(アナグマ)は追いかけてきませんでした。
留守だったのかな?
タヌキは巣内のアナグマに威嚇されて走って逃げたのではなく、先行するパートナーに遅れを取ったので追いつこうとして走り出したのかもしれません。
シーン2:10/15・午前11:27(@0:47〜)
別アングルで設置した監視カメラでも同じシーンが撮れていました。
タヌキのペアは二次林からセットに来ていました。
立ち止まって身震いし、雨で濡れた毛皮の水気を切ります。
走り去るタヌキにつられて、別個体も後を追って右へ駆けて行きました。
シーン3:10/15・午後15:58(@1:27〜)
右の二次林から登場したタヌキが地面の匂いを嗅ぎながら、忍び足でアナグマの巣口Rに近づきます。
シーン4:10/15・午後15:58・気温12℃(@2:27〜)
別アングルのトレイルカメラに続きが写っていました。
獣道を通って右上奥へ歩き去りました。
雨上がりなのか、レンズが一部曇っています。
シーン5:10/17・午後17:00(@2:51〜)
2頭のタヌキが仲良く横に並んでアナグマの巣口Rの匂いを嗅いでいました。
1頭は左に立ち去ったものの、もう1頭は巣口Rに頭だけ突っ込んで何か虫をパクっと捕食したようです。
シーン6:10/17・午後17:01・気温15℃(@3:51〜)
薄暗いので、こちらのカメラでは赤外線の暗視モードで起動しました。
アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでから、左へ立ち去りました。
シーン7:10/17・午後17:02(@4:51〜)
奥の二次林へと立ち去りかけたのに、戻ってきてアナグマの巣口Rを点検してから左へ向かいました。
シーン8:10/17・午後17:04(@5:16〜)
獣道を右上奥へ全力疾走で走り去る2頭のタヌキが写っていました。
シーン9:10/20・午後14:16(@5:22〜)
シーン10:10/21・午前5:43・気温9℃(@5:25〜)
小雨が降る夜明け前に、タヌキがペアでやって来て、アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでいます。
獣道を右上奥へ立ち去る前には、ミズキ立木の匂いを念入りに嗅ぎました。
1頭が排尿マーキングする際に片足を持ち上げたので、♂と判明。
シーン11:10/21・午前5:43・気温9℃(@5:53〜)
別アングル(広角)の監視カメラでも同じシーンが撮れていました。
時系列は逆ですね(シーン11➔シーン10)。
奥の二次林からセットに来たタヌキの♀♂ペアがアナグマの巣口Rを点検してから左へ向かいます。
シーン12:10/22・午後13:21・気温13℃(@6:36〜)
右から来たタヌキ♂が獣道を右上奥へ立ち去る途中でミズキ立木に排尿マーキングして行きました。
右後脚を上げて小便したので、♂と判明。
シーン13:10/23・午後18:01・気温12℃(@7:11〜)
単独のタヌキが奥の獣道を右上奥へ。
シーン14:10/23・午後18:03・気温18℃(@7:11〜)
後続個体はアナグマの巣口Lには立ち寄らず、少しショートカットして行きました。
いつものように、獣道の横に立つミズキの根元の匂いを嗅いで(排尿マーキングしてから?)立ち去りました。
手前に生えたマルバゴマギ灌木の枝が邪魔で、よく見えませんでした。
シーン15:10/23・午後21:23・気温9℃(@7:11〜)
左からやって来たタヌキが、ミズキの根元の匂いを嗅いで(排尿マーキングしてから?)立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【余談】
「1300年前の須恵器からタヌキの足跡が発見され話題に」 というネットニュースを見て興味深く思いました。
土器を焼く前の柔らかい状態のときにタヌキが踏んで歩き、足跡が付いたまま焼かれた土器が見つかったのだそうです。
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