2023年7月下旬・午後14:35頃・ 晴れ
防風林でスギ倒木の横にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場phでオオヒラタシデムシ(Necrophila japonica)が三つ巴で組んずほぐれつしていました。
どうやら、交尾中の♀♂ペアにライバル♂が横恋慕して♀を強奪しようとしているようです。
横倒しになった♀♂ペアもマウントしているだけで交尾器は結合していません。
交尾した後も♀が産卵するまで浮気しないように♂は配偶者ガードしているのでしょう。
♀にマウントした♂が腹端を左右に激しく振っているのは、ライバル♂に対する威嚇牽制のつもりだと思うのですが、有効な反撃になっているとは思えません。
腹端から何か刺激臭でも放出しているのかな?
そんなことよりも早く(再び)♀と交尾して結合を続ければ、何よりも有効な浮気防止になると思うのですけど…。
溜め糞場で栄養を摂取して産卵したい♀にとっては迷惑なだけかもしれません。
武器を持たないオオヒラタシデムシ♂同士は♀を巡る闘争に一体どうやって決着をつけるのでしょう?
早い者勝ちで交尾するしかない気がします。
他に急ぐ用事のあった私は、この3匹の成り行きを見届ける余裕がありませんでした。
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