2024/05/10

タヌキの溜め糞場で必死に配偶者ガードするオオヒラタシデムシ♂

 

2023年7月下旬・午後14:35頃・ 晴れ 

防風林でスギ倒木の横にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場phでオオヒラタシデムシNecrophila japonica)が三つ巴で組んずほぐれつしていました。 
どうやら、交尾中の♀♂ペアにライバル♂が横恋慕して♀を強奪しようとしているようです。 
横倒しになった♀♂ペアもマウントしているだけで交尾器は結合していません。 
交尾した後も♀が産卵するまで浮気しないように♂は配偶者ガードしているのでしょう。 

♀にマウントした♂が腹端を左右に激しく振っているのは、ライバル♂に対する威嚇牽制のつもりだと思うのですが、有効な反撃になっているとは思えません。 
腹端から何か刺激臭でも放出しているのかな? 
そんなことよりも早く(再び)♀と交尾して結合を続ければ、何よりも有効な浮気防止になると思うのですけど…。
溜め糞場で栄養を摂取して産卵したい♀にとっては迷惑なだけかもしれません。 

武器を持たないオオヒラタシデムシ♂同士は♀を巡る闘争に一体どうやって決着をつけるのでしょう?
早い者勝ちで交尾するしかない気がします。 
他に急ぐ用事のあった私は、この3匹の成り行きを見届ける余裕がありませんでした。

【アフィリエイト】

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • オカトラノオの花蜜を吸うギンボシヒョウモン04/03/2011 - 0 Comments
  • ミズナラの葉を蚕食するイラガ(蛾)幼虫【60倍速映像】02/01/2017 - 0 Comments
  • チョコレートを食すノシメマダラメイガ(蛾)若齢幼虫14/07/2015 - 0 Comments
  • オオアワダチソウの花蜜を吸うコモンツチバチ♂03/11/2020 - 0 Comments
  • 日没と同時に就塒前群飛を始めるムクドリ(野鳥)の大群11/11/2016 - 0 Comments