2020年8月下旬・午後23:14 〜 午前1:17
▼前回の記事
ヤマトシミの飼育:餌を食べるヤマトシミ(Ctenolepisma villosa)の夜行性活動を夜中に微速度撮影で長撮りしてみました。(カメラのSDカード容量が切れるまで)
10倍速の早回し映像でご覧ください。
隠れ家として与えていた折り畳んだ紙片の陰から夜が更けるとときどき現れて、チョロチョロと徘徊し始めます。
プラスチック容器の垂直な壁面には決してよじ登りませんでした。
おそらく滑って登れないのでしょう。(脱出の心配なし)
ただし容器の底面はときどき歩いています。
餌を入れた皿にもたまに出入りして、おそらく食事しているようです。
最近は蕎麦ではなく素麺の砕けた欠片を与えています。
ヤマトシミは白くて細い素麺にもよじ登っていますが、口を付けてるかどうか不明です。
素麺は塩分が多く含まれているので、紙魚の餌としてはあまり良くないかもしれません。
※ 微速度撮影に特有の画面のちらつきを抑えるために、動画編集時にdeflickerフィルター処理を施しています。
次回は可視光の照明は消灯して、赤外線の暗視カメラで微速度撮影してみたら、また様子が変わってくるかもしれません。
本で読むとシミの配偶行動や交尾行動が面白そうなのですけど、お見合い相手を未だ捕獲できていません。
もう一つ、シミの脱皮行動も必見らしいので、今後の観察課題です。
参考:『虫たちの謎めく生態―女性ナチュラリストによる新昆虫学』第8章「シミの脱皮は死にものぐるい」
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