2022年12月下旬~2023年1月上旬
根雪が積もった里山のスギ林道に設置した自動撮影カメラに写ったホンドテン(Martes melampus melampus)の記録です。
シーン1:12/30・午後16:51・気温-2℃・(@0:00~)
日の入り時刻は午後16:32。
雪が降る晩に冬毛のテンが新雪の林道を左から右へ元気に走り去りました。
シーン2:12/30・午後18:11・気温-2℃・(@0:07~)
1時間20分後に、テンが再登場。
低温下ではどうしてもカメラの起動が遅れがちです。
前回と同じく左から右へ新雪の林道を駆けて行きます。
同一個体が縄張りをぐるっと一周して戻って来たのか、それとも別個体なのでしょうか?
シーン3:12/31・午後19:40・気温-1℃・(@0:14~)
翌日の晩にも、小雪がちらつく中をホンドテンが登場。
テンは雪道でも足取りが早く、カメラの起動が間に合いません。
今回も左から右へ小走りで通り過ぎました。
スギ樹上からの落雪で、雪面が荒れています。
道端に突き刺さっていたスギの落枝(カモシカがよく眼下腺マーキングしていた対象物)はほとんど雪に埋もれてしまいました。
夏にホンドテンはほとんど写らなかったのに、冬になると頻繁に出没するようになったのが不思議です。
積雪期は頑張って行動範囲を広げないと獲物が捕れないのかな?
シーン4:1/4・午後17:21・気温-4℃・(@0:22~)
日の入り時刻は午後16:36。
年が明けた晩に雪が降っています。
左から登場したテンが雪道を歩いても、足が雪の中にあまり潜りません。
ということは、クラスト凍結した雪面に薄っすらと新雪が積もっているようです。
雪面にテンの足跡が残ります。
最後にホンドテンの雪道歩行(走行)を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:31~)
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