2022年8月上旬・午後15:00頃・晴れ
触肢の形状から♀と分かります。
(ただし、体長を採寸していませんし外雌器を確認できていませんから、幼体の可能性もあります。)
餌食となったクモの腹部に牙を突き立てて体液を吸汁しています(体外消化)。
獲物は既にクシャクシャに丸められた上に黒ずんでいてよく分かりませんが、腹背に白い縦筋が見えることから、水辺に水平円網を張るシロカネグモの仲間(アシナガグモ科)ではないかと思います。
待ち伏せで獲物を狩る徘徊性クモが一体どうやって造網性クモを捕食できたのでしょうか?
狩りの瞬間を見逃したのが残念です。
脱皮中に襲われたのかな?
ミゾソバの葉をよく見ると、葉から葉へ白い糸が張り巡らされています。
スジアカハシリグモの住居に繋がっているのか、あるいは獲物となったシロカネグモ?の水平円網の枠糸かもしれません。
動きに乏しいと動画ブログのネタになりません。
私がそっと指を近づけると、スジアカハシリグモ♀は獲物を咥えたままミゾソバの葉裏に回り込んで逃げました。
もう一度クモを葉表に来させようと、葉裏側に指を差し入れたら、うっかり獲物を弾き飛ばしてしまいました。
カメラのバックモニターを見ながらだったので、遠近感の目測を誤りました。
ミゾソバの葉表に来てくれたスジアカハシリグモ♀は空荷です。
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