2020年12月上旬・午後13:20頃・くもり
初冬の里山を歩いていると、雑木林の落ち葉の上にニホンカモシカ(Capricornis crispus)が排泄したばかりの新鮮な糞が多数残されていました。
落葉樹(コナラまたはミズナラ)の根元に黒くて丸いコロコロした糞がまとめて落ちています。
糞の表面はツヤツヤと湿っていました。
「溜め糞」のように見えますが、1回分の排泄物なのでしょう。
定規の代わりに、携帯していた熊よけスプレー(長さ20cm)を並べて置いてみます。
GPSを頼りに山中をしばらく(〜155m)進み斜面を下っていると、遠くの方からカモシカが鼻息を荒げて威嚇する音が断続的に聞こえてきました。
残念ながら姿は見えず、逃げて行ったようです。
少しでも雪が積もっていれば足跡を追跡できるのですが、それは冬の楽しみに取っておきましょう。
この日は夕方に、反対側の山腹でも下山中に山道の泥の上にくっきりと残された蹄の跡を見つけています。
(ただしイノシシの蹄跡という可能性もあります。)
※ カモシカの鼻息が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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