2012年8月中旬
里山の林道脇にある素掘りの側溝でオオハキリバチがせっせと巣材集めをしています。
同一個体と思われる♀が繰り返し飛来し、ほぼ同じ地点の斜面から採土しては帰巣します。
決して肌理の細かい粘土質ではなく、砂利混じりの土なのですが、蜂は気にせずに採土しています。
泥玉にまとまりがないのは、ドロバチのように水を吐き戻しながら採土していないからでしょうか?
3年前にも同様の採土行動を動画に撮りましたが、今回はお気に入りの採土場に繰り返し通って来ることが分かりました。
残念ながら巣の在り処は突き止められませんでした。
通勤間隔が短いので、それほど遠くはないはずです。
オオハキリバチ♀が育房間を仕切る巣材は樹脂ですが、巣口の閉鎖には土を樹脂に混ぜて使います。
関連記事はこちら→「オオハキリバチによる巣穴の閉鎖:4砂粒」余談ですが、映像で聞こえる羽音でお分かりのように立ち止まっての撮影中、小さな吸血アブ(ブヨ?)の襲撃に悩まされました。
私の目を狙い群れで飛来するので撮影困難に。
堪らず虫除けネットを頭から被りました。
初めて使ってみましたが意外に視界は良好で、快適に撮影できました。
採土場の全景(林道の側溝) |
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