2023年11月上旬・午後15:40頃・晴れ
同じ花壇に咲いていたシュウメイギクのピンクの花にときどき飛来しても食指が動かず(口吻が伸びず)、ホトトギスの花に戻って吸蜜を続けました。(定花性)
高速で羽ばたき続ける蛾の種類をしっかり同定するために、ストロボを焚いて写真にも撮りました。
前回の反省を踏まえて、シャッタースピードを1/1300〜1/2000秒に設定しました。
クロホウジャクの吸蜜ホバリングを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:45〜)
停空飛翔(ホバリング)しながら口吻を伸ばして、花の根元に小さく膨らんだ距 の入口を器用に探り当てると、挿し込んで花蜜を吸います。
伸ばした口吻がときどきホトトギスの雄しべや雌しべに触れるので(@3:37〜) 、クロホウジャクはホトトギスの受粉を少しは助けていることになります。
ホトトギスの送粉者の本命と思われていたマルハナバチ類が実は盗蜜していて、逆にスズメガの仲間が送粉しているとは、意外な結果でした。
クロホウジャクが吸蜜後に口吻を縮めると、くるくるとゼンマイ状に丸まります。
飛翔中は脚を体に沿わせるように縮めて、空気抵抗を減らしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿