2020年8月中旬・午前11:20頃・晴れ
山道を麓の近くまで下ると、沢の水が山道に流れ込んで水浸しの泥濘になった区間がありました。
トレッキングシューズが泥まみれになって酷い目に遭いました。
その湿地帯のような場所に見慣れないピンク(紫)の花穂が咲いていました。
茎だけがヒョロヒョロとまっすぐ高く伸びていて、葉が見えません。
もっと根元をかき分けて葉を確認すべきでした。
この先も道のりは長いので、靴をこれ以上泥だらけにしたくない私は調べるのが億劫になってしまいました。
こういうときは長靴かサンダルにすぐ履き替えれたら便利ですね。
素人目には昔、別の里山で見たノギランと似てる気がしたのですが、花の色が紫なのは変ですかね?
高山植物にしては現場の標高は335mと低いです。
ヒヤシンスに似てると思いつき、試しに「キジカクシ科 紫の花」で画像検索したところ、ようやくツルボに辿り着きました。
本来は日当たりの良い場所に多いらしく、湿地によく生える植物でもありませんでした。
英語名はJapanese jacinthで、「日本のヒヤシンス」という意味でした。(jacinth= hyacinth)
手元に何冊もある植物図鑑の中で唯一ツルボが掲載されていたピッキオ『花のおもしろフィールド図鑑:秋』に面白い豆知識が載っていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿