2016年5月上旬・午前8:48〜9:01
平地の池に近いガードレールを前の年に覆い尽くしたクズの蔓が枯れたまま残っていました。
そこにキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の創設女王が営巣していました。
巣盤の外縁部に新しい巣材(天然パルプ)を大顎で薄く引き伸ばしながら付け足して育房を増設しています。
ガードレールの南東面に営巣していたのは、やはり日当たり良好な物件を作っているのでしょう。
巣材を使い切って一仕事を終えると、女王様は巣盤の天井部に登り身繕い。
少し休んだだけでもう巣から飛び立ち、次の巣材を集めに出かけました。
しばらくすると、女王蜂が巣材集めから帰巣しました。
巣材をどこで採取してきたのかは不明です。
黒っぽいパルプの団子を噛みほぐすと、前回とは違う育房をせっせとこしらえています。
ガードレールに絡み合ったクズの蔓が邪魔で、思うように撮影アングルを確保できず、苦労しました。
育房内に産卵済みだと思われますが、その写真も撮れませんでした。
(こういうときは手鏡があれば便利なのですけど、あいにく持っていませんでした。)
このガードレールには他にも別の種類のアシナガバチ創設女王が営巣していました。(コアシナガバチ、フタモンアシナガバチ)
キアシナガバチ創設女王@初期巣:ガードレール枯蔓+育房増設 |
キアシナガバチ創設女王@初期巣:ガードレール枯蔓+育房増設 |
キアシナガバチ創設女王@初期巣:ガードレール枯蔓+育房増設 |
キアシナガバチ創設女王@初期巣:ガードレール枯蔓+休息 |
キアシナガバチ初期巣:ガードレール枯蔓 |
キアシナガバチ初期巣:ガードレール枯蔓・全景 |
キアシナガバチ初期巣:ガードレール枯蔓・全景 |
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