2016/12/29

ナガボノシロワレモコウの花蜜を吸うコアシナガバチ♂



2016年9月中旬

線路沿いに咲いたナガボノシロワレモコウの群落でコアシナガバチ♂(Polistes snelleni)が訪花していました。
同じ群落で花から花へ忙しなく飛び回ってから、ようやく一つの花穂に落ち着きました。
ハナバチがやる回転集紛のように、花穂を回りながら花蜜を舐めています。
顔が白く触角の先がカールしているのがアシナガバチ類の雄蜂の特徴です。
吸蜜を済ませると、近くに生えたススキの葉に移動して、時間をかけて身繕いしていました。
体に付着したナガボノシロワレモコウの花粉を落としているのでしょうか。

▼関連記事
ナガボノシロワレモコウの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀

風媒花とされているヘラオオバコも実は蜜腺をもつ虫媒花ではないか?という疑惑がこれでますます強まりました。
詳しくはこちらのまとめ記事(リンク集)をご覧下さい。



【追記】
私は初めこの花をヘラオオバコかと思い込んでいたのですが、訂正しておきます。


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