2015年6月中旬
道端のちょっとした空き地に蔓延るツルマンネングサの群落にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が1匹来ていました。
てっきり吸蜜のために訪花しているのかと思いました。
▼関連記事ところが、地面に落ち倒伏した真っ直ぐな枯れ茎の表面から巣材を集めていることに気づきました。
ツルマンネングサの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀
(植物名は不明。パピルス…ではなくて、なんとなくススキやセイタカアワダチソウですかね?)
「こんちゅーぶ!」の記録を遡ってみてもフタモンアシナガバチの巣材集めを観察したのは意外にもこれが初めてでした。
また他の種類のアシナガバチ類でも材木の表面から巣材を集めていることが多く、草の枯れ茎を巣材としている例は初見でした。
巣材集めの間にセイヨウミツバチ♀がツルマンネングサを訪花しています。
大顎で齧り取ったパルプを団子状に丸めると、フタモンアシナガバチ♀は巣材を持ってふらふらと飛んで行きました。
飛行速度がゆっくりなので目で追うと…。
つづく→軒下で造巣
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