ノシメマダラメイガの飼育記録#11
▼前回の記事チョコレートに群がるノシメマダラメイガ(蛾)若齢幼虫【微速度撮影】
2015年6月上旬
ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)若齢幼虫がチョコレートを食害する様子を、今回はマクロレンズ装着のカメラを三脚に固定して接写してみました。
フォーカスの微調節がちょっと面倒臭いです。
穀類(押し麦と黒胡麻)の上に置いたチョコの側面に穴を開けて集中的に食害しています。
幼虫が育ってきた(大きくなった)ので、大顎の動きがよく見えるようになりました。
幼虫は蠕動運動で後退することも可能です。
チョコレート上面に施された商品名の刻印の中に潜んで不規則網を張り、巣内(シェルター)で採食している個体がいます。(@3:32〜)
自分の糞や成虫の鱗粉を糸で綴っているようです。
刻印Aの溝に体の幅がほぼぴったり収まります。
一方、チョコには目もくれず、穀類(押し麦と黒胡麻)隙間に潜り込んで食べてる個体もいます。(開け胡麻!)@6:03〜
引きの絵にすると黒胡麻の上に白い卵が産み付けられているような気がするのですが、成虫の鱗粉かもしれず、いまいち自信がありません。
成虫の死骸も後に重要な役割を果たします。
つづく→#12:ピンク色になった幼虫
【断り書き】
有名な某チョコレート製品に刻印されたロゴがばっちり写ってしまっているので、菓子メーカーの名誉のために申し添えます。
(映像だけ見て早とちりしたり風評被害や営業妨害になるといけないので、具体的な商品名やメーカーを明記するのは差し控えます。)
決して購入した商品にノシメマダラメイガ幼虫が混入していたのではなく、密封パッケージ等の品質管理に落ち度は全くありません。
また、チョコレートに防虫剤などは添加されていない安全な食品であることも分かります。
今回、飼育用の餌にこの銘柄のチョコレートを選んだのもたまたま近所の店で一番安かったからで、他意はありません。
チョコ表面のロゴを削るか裏返して置くか、映像にモザイクを掛けるべきですかね?
当然ながら、飼育で増やした害虫を外に放つこともしません。
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