2021年6月下旬・午後16:40頃・晴れ
山麓で遭遇した野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れを観察していると、若い個体(子ザル)たちが幅2.5mの用水路を跳び越える遊びを繰り返していました。
右岸の草むらに隠れていた若い個体aがフェンスの手摺からジャンプすると、左岸から張り出していたスギ(杉)の枝に見事飛び移りました。
まるで空中ブランコのような軽業です。
大きくしなる杉の枝をスルスルと身軽によじ登っていきます。
跳躍シーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
続けて等倍速でリプレイ。
しばらくすると、別個体bの子ザルが逆に左岸の杉の枝から対岸のフェンスに飛び移りました。
左岸の杉の枝が再び揺れたと思ったら、また別の個体c(子ザル)が顔を覗かせました。
右岸のフェンスに飛び移り、手摺に登りました。
続けて手摺から横の道にピョンと飛び降り、奥の林に向かって遊動していきます。
もし私が警戒させなければ、子ザルたちは飽きずにこのパルクールのような遊びを繰り返していたはずです。
成獣になるとこのような遊びをしなくなるのはヒトと同じですね。
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