2020/12/26

オオイタドリの葉で日光浴するコミスジ

 

2020年8月下旬・午前9:00頃・晴れ 

オオイタドリの葉に乗ってコミスジNeptis sappho)が翅を開閉しながら休んでいました。 
口吻に注目しても、葉の表面を舐めてはいませんでした。  
ヒラヒラと飛び回ってから、少し離れた別の葉に着陸しました。 
初めは日陰の葉に居たのに、今度は小さな陽だまりを自発的に見つけて移動してきたのです。 
半開きの翅を開閉しながら朝の日光浴を始めました。 
朝は活動を始める前に体温を上げる必要がありますし、日差しが強い夏は体温が上がり過ぎないように注意する必要もあります。 
一口に「日光浴」と言っても、適切な体温調節のために意外と繊細な行動が必要とされるのかもしれません。 

日光浴中の昆虫(変温動物)をサーマルカメラ(サーモグラフィー)で動画撮影して体温変化を見てみたいのですが、高価で手が出ません…。 
コロナ禍の対策で体温を手軽に測定できるサーマルカメラの需要が世界的に増大したので、手頃な価格まで値下がりしてくれないかと期待しています。
▼関連記事(約2週間前の撮影) 
オオイタドリの花蜜を吸うコミスジ

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