2013年4月下旬
山道で静かに虫を長時間撮影していると、奥の山からガサガサ物音が聞こえてきました。
もしやクマかと緊張が走りました。
静かに熊よけの護身スプレーとカメラの両方を用意して待ち構えていると、ニホンカモシカ(Capricornis crispus)が現れ一安心。
雑木林の斜面をトラバースして行きました。
潅木の茂みが邪魔でほとんどピントが合いません。
最後は姿を見失ってしまいました。
積雪・落葉期はあれほど容易だったカモシカの観察・追跡も、山に緑が戻ると非常に困難になります。
後半、ようやくカモシカにピントが合いました。
気のせいかもしれませんが、左脇腹にかさぶたのような物が見えます。
遭遇地点を縄張りとする個体を思い出してみると、もしかすると次のカモシカが成長した同一個体かもしれません。
関連記事→「ニホンカモシカ幼獣の歩行異常(蹄の病変?奇形?)」
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