2017年10月上旬
庭に植栽されたイチジク(無花果)の果樹の葉に
キイロスズメバチ♂(Vespa simillima xanthoptera)が止まって身繕いしていました。
触角が長く、腹部が7節あるので雄蜂♂ですね。
他のスズメバチ類のようにイチジクの熟果を食害したり吸汁したりしないのが不思議です。
満腹したのか、それとも交尾相手の新女王を待ち構えているのですかね?
ところでこの個体の写真で腹部末端付近の黒い縞模様に注目すると、寄生したスズメバチネジレバネ(Xenos moutoni)が腹節の間から顔を覗かせているように見えます。
左右対称ならキイロスズメバチに固有の黒紋だと思うのですが、右側にしか黒い出っ張りがありません。
1年前に山中で捕獲した寄主個体は飛べなかったので、この個体も弱っているのかもしれません。
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キイロスズメバチ♂+スズメバチネジレバネ寄生?@イチジク葉+身繕い |
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