瀕死のクリストフコトラカミキリ
2016年4月下旬
郊外の路上で美しいカミキリムシがひっくり返っていました。
黄色と黒の模様で蜂っぽく、なかなか見事なベーツ擬態です。
腰に一対の黄紋があるので、フタモンアシナガバチにしては変だな?と一瞬騙されかけました。
見たことのないカミキリムシなので帰ってから調べてみると、クリストフコトラカミキリ(Plagionotus christophi)と判明。
接写するために静かな場所に持って行きました。
地面に置くとアリが集ってくるので、望遠レンズを台として横倒しで置きました。
死骸かと思いきや、摘み上げると弱々しく脚を動かしました。
顔を見ると、大顎があまり発達しない種類のようです。
ときどき脚がぴくぴくと動くだけで、死にかけています。
飛んでいるときに車に衝突されたのでしょうか?
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