2014/11/16

夜にミズナラの樹液を吸うモンスズメバチ♀



2014年8月中旬

夜の雑木林で(22:06 pm)モンスズメバチVespa crabro flavofasciata)のワーカー♀がミズナラの樹液を吸汁していました。
懐中電灯で照らしても逃げませんでした。
本種は夜も採餌活動をすることは本で読んで知っていましたが、暗くても飛んで巣と餌場を往復できることが驚きです。
明るい昼間と異なり、他種のスズメバチ類は全く来ていません。
モンスズメバチの複眼や単眼には何か秘密があるのでしょうか?

ちなみに、この日の月齢は17.2。


2014/11/15

ミズナラの樹液を吸うヤマキマダラヒカゲ



2014年8月中旬

夕暮れ時(18:36 pm)に里山の雑木林でヤマキマダラヒカゲNeope niphonica)がミズナラの樹液を吸いに来ていました。
常に翅を閉じて幹に止まり、翅表を決して見せてくれません。※
最後は近くに居た蛾が飛び立ったせいで驚き、飛んで逃げました。
もう暗くなってきたので、補助照明として白色LEDのマグライトを使用。

※『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p21によると、

止まるときは例外なく翅を閉じ、時おり開閉させるという行動もまったく見られない。

『札幌の昆虫』p290によると、ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲのちがいは
後翅裏面基部の3つの斑紋がヤマキマダラヒカゲではくの字形、サトキマダラヒカゲではゆるやかなくの字形になる。

『日本動物大百科9昆虫II』p53によると、
本州の中部以西の雑木林にすんでいるものはサトキマダラヒカゲで、深い山々や東北地方から北海道に多いものはヤマキマダラヒカゲという別の種だった。染色体の数が異なるらしい。


ウドの花蜜を吸うスジグロシロチョウの一種



2014年8月中旬

平地の道端に咲いたウド(独活)の花でスジグロシロチョウPieris melete)またはエゾスジグロシロチョウPieris napi)が吸蜜していました。
花から花へ飛んで移動します。
他にモンシロチョウも訪花していたのですが、撮り損ねました。



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