2010年6月中旬
ようやく撮れた念願の被写体です。
虫我像掲示板にてトンボ屋さんからエゾイトトンボ(Coenagrion lanceolatum)と教えていただきました。
腹部をくねらせてハート型のラブリングを作る様は艶かしいですね。
近づく人の気配に敏感で、連結したまますぐに飛んで移動してしまいます。
【追記】
『トンボの不思議』p49より
♂が把握器で♀を挟む場所はトンボのグループによって決まっていて、イトトンボやカワトンボの仲間では♀の首(前胸)を挟む。♂の尾部付属器と♀の首とは、同じ種類の場合、ぴったりとはまるようになっている。
2010年6月中旬
山道沿いの茂みで探索飛行していたキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)が羊歯の葉裏に回りこんだと思ったら電光石火、獲物を捕らえていました。
残念ながら狩りの瞬間は死角で撮れませんでした。
獲物は芋虫で、ハバチ類の幼虫かもしれません。
羊歯の葉に食痕がありました。
葉の表で獲物を少し噛みほぐすと肉団子を咥え巣に飛び去りました。
時期的に未だ創設女王が独りで狩りも行っているのかもしれません(単独営巣期)。
2010年6月中旬
山の斜面に生い茂ったイタドリの葉で見つけたテントウムシ。
葉上を徘徊した後、縁から飛んで隣の葉に移りました。
現場では草食性のニジュウヤホシテントウかと思ったのですが、帰って少し調べてみると近縁種が色々といるみたい。
左右の黒紋が中央でつながる点がオオニジュウヤホシテントウとは異なるらしい。
ヤマトアザミテントウ(Epilachna niponica)ですかね?