2024年7月下旬〜8月上旬
シーン0:7/22・午後13:13・晴れ(@0:00〜)
シーン0:7/22・午後13:53・晴れ(@0:04〜)
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。
平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の母子が暮らす営巣地(セット)を2台の自動センサーカメラで見張っています。
シーン1:7/23・午後16:29・気温30℃(@0:07〜)
腹面に乳首が見える母親♀が、夕方に巣口Lの拡張工事を始めました。
しばらくすると左から1頭の幼獣が来て、巣穴L内で穴掘り作業中の♀に背後から近づいたところで1分間の録画終了。
シーン2:7/23・午後16:30・気温31℃(@1:07〜)
別アングルの監視映像でも写っていました。
3頭の幼獣が続々と巣穴Rから外に出てきて、母親♀が穴掘り作業している巣口Lへ移動しています。
シーン3:8/3・午前3:56(@2:07〜)
11日後の深夜未明に、アナグマの母親♀(右目<左目)が今度は巣穴Rの拡張工事を始めました。
巣穴Rから後ろ向きに出ながら、前脚で土砂を外に掻き出しています。
その間、2頭の幼獣は格闘遊びを繰り広げています。
巣穴Lで何かしていたもう1頭の幼獣が、急に外に出てきてそのまま林内へ突進しました。
幼獣が一丁前に縄張りへの侵入者を追い払ったのかと思ったのですが、吠えたり鳴いたりする声は聞き取れませんでした。
おそらく独り遊びの追いかけっこだったのでしょう。
【考察】
最近ヘルパー♂と営巣地で合流したので、重労働の穴掘りはヘルパー♂に任せるかと思いきや、母親♀は相変わらず自分で巣穴の拡張工事(メンテナンス)を行いました。
そもそもヘルパー♂とは一時的に再会しただけのようで、その後ヘルパー♂とはまったく同居していません。
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