2023年4月中旬・午後12:50頃・晴れ
里山の尾根道を歩くと、日陰のところどころに残雪が未だ少しありました。
越冬明けのヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas japonica)を尾根道で何頭も見かけました。
尾根道の路肩で落ち葉の上に止まって閉じた翅を小刻みに震わせている個体がいます。
翅の外縁が激しく破損していて、越冬の厳しさを物語っています。
翅をパッと全開にしてから飛び去りました。
気温が未だ低いので、くもっていると飛び立つ前に準備運動が必要だったようです。
次は日向で翅を全開にして日光浴している個体がいました。
自発的に飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:58〜)
尾根道に転がっている丸太の上で翅を開閉しながら日光浴していた個体は、翅がほぼ無傷でした。
複数個体を撮影。
関連記事(1、9年前の撮影)▶
ヒオドシチョウの性別を私は外見から判別できませんが、蝶道を作って侵入者(他のチョウ)を追尾していたことから、おそらく♂が尾根道に縄張りを張っているようです。
そのシーンは動きが激し過ぎて、動画に撮れませんでした。
越冬後は山頂や稜線でよく見られ、♂は見晴らしのよい場所で占有行動をとる。(フィールドガイド『日本のチョウ』p225より引用)
関連記事(同じ尾根道で同日の撮影)▶ 日光浴してから飛ぶ越冬明けのエルタテハ
冬の間になまった体に鞭打って尾根道まで登ってきたのは、ギフチョウ類の配偶行動を観察するためでした。
しかし残念ながら、
目当てのギフチョウ、ヒメギフチョウは1頭も見かけませんでした。
どうやら時期を逃してしまったようです。
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