2022年12月下旬〜2023年1月下旬〜2月上旬
里山のスギ林道に設置したトレイルカメラに写るニホンノウサギ(Lepus brachyurus angustidens)の記録をまとめました。
雪深い厳冬期も夜行性で元気に活動しています。
足早に通り過ぎるとカメラの起動が間に合いませんが、たまたまカメラの前でスピードを緩めたり立ち止まったりしたときだけ録画されます。
シーン1:12/29・午前6:06・気温-1℃・(@0:00〜)
日の出時刻は午前6:51。
小雪が降る日の出前にノウサギが林道の右から左へゆっくり横切りました。
ノウサギは足裏の面積がかんじきのように広く、深雪にも潜らないようになっています。
冬毛のニホンノウサギは全身が純白で、長い耳の先端裏側だけが黒いワンポイントになっています。
シーン2:1/30・午前4:54・気温-7℃・(@0:09〜)
約1ヶ月後の未明に登場したノウサギは、左にゆっくり立ち去りました。
低温のため雪面は固く締まっていて、ノウサギの足跡が残りません。
新雪が積もった林道に、スギ樹上からの落雪がごろごろと散乱しています。
画面の右上隅に垂れ下がった氷柱が光って見えます。
シーン3:2/1・午後23:29・気温-1℃・(@0:16〜)
2日後、しんしんと雪が降る深夜に白兎が画面の左端に立ち止まっていました。
白い尻だけが見えます。 (赤い矢印⇦)
しばらくすると、ヒョコヒョコと左に立ち去りました。
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