2022年10月上旬・午後13:30頃・くもり
アサギマダラ(Parantica sita)が峠道の谷側の茂みの上をフワフワと飛んでいました。
じっくり撮影したかったのに訪花してくれず、谷側の方へ飛び去り見失ってしまいました。
スロー再生しても性別を見分けられず、渡り調査のための個体標識も翅に書かれていませんでした。
アサギマダラは今期初見です。
『チョウの行動生態学』第7章:アサギマダラの生態とその特異な配偶システムによると、
アサギマダラは他のマダラチョウ類とは対照的に暑さに大変弱いため、盛夏に主に観察されるのは本州中部や東北地方の冷涼な地域(高標高地を含む)に限定される。(p99より引用)地球温暖化や異常気象(夏の高温化など)が急激に進むと、アサギマダラの分布も変わってきそうです。
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