2022年8月中旬・午前0:15頃
里山の湧き水が溜まった泉を自動センサーカメラで見張っていると、コウモリが飛来する合間に小さなクモが写っていました。
画面の左上から造網性クモ(種名不詳)が下に降りてきました。
引き糸(しおり糸)にぶら下がりながら懸垂下降しているのか、何度もバウンドするように池の水面に触れています。
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このクモはまさか水を飲んでいるのでしょうか?
引き糸の上部で強く光る白点は円網の甑 なのでしょう。
途中からクモが大きく見えるようになったのは、カメラに対して近づいたからです。
どうやら左岸から此岸へ斜めに円網の枠糸が張り渡してあったようです。
以上、クモの動きから推理すると、池の上に張った網を自分で壊しながら登り返しようです。
こんな真夜中に破網するということは、網にたくさんの獲物がかかって破け、使い物にならなくなり、張り替えるのでしょう。
あるいは夜霧が立ち込めるようになり、円網の横糸に水滴が付いて粘着性が落ち、捕虫網として使い物にならなくなったのかもしれません。
飛来したコウモリに網を壊されて獲物を盗まれた可能性もありそうです。
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