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2021/03/26

アカタテハ蛹の体内寄生チェック

 

アカタテハの飼育記録#9

前回の記事:▶ 巣の無い無防備なアカタテハ垂蛹の威嚇行動
2020年10月下旬・午後20:30頃・室温21.3℃・湿度54% 

野外のカラムシ群落で新たに採集してきた3個のアカタテハVanessa indica)垂蛹が体内寄生されているかどうかチェックしてみました。 
蛹を指で軽く摘んでみると、身を捩って暴れ威嚇します。 

 ▼関連記事(1頭目の正常個体aの記録) 

2個の垂蛹bとc(画面の左および中央の個体)は正常に蠕動威嚇しました。
それに対して、右端の個体dはしつこくいじっても無反応でした。 
外見では全く正常なのですが、おそらくこの垂蛹dはハエやハチに体内寄生されて死んでいる(虫の息)だろうと判断し、密閉容器に隔離することにしました。

この触診による予想は後に的中します。
計4頭のアカタテハ垂蛹を採集して飼育した結果、被寄生率は1/4=25%でした。

つづく→#10:


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