野外のカラムシ群落で新たに採集してきた3個のアカタテハ(Vanessa indica)垂蛹が体内寄生されているかどうかチェックしてみました。
蛹を指で軽く摘んでみると、身を捩って暴れ威嚇します。
▼関連記事(1頭目の正常個体aの記録)
2個の垂蛹bとc(画面の左および中央の個体)は正常に蠕動威嚇しました。
それに対して、右端の個体dはしつこくいじっても無反応でした。
外見では全く正常なのですが、おそらくこの垂蛹dはハエやハチに体内寄生されて死んでいる(虫の息)だろうと判断し、密閉容器に隔離することにしました。
この触診による予想は後に的中します。
計4頭のアカタテハ垂蛹を採集して飼育した結果、被寄生率は1/4=25%でした。
つづく→#10:
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