2024年5月下旬・午後15:10頃・晴れ
水田の間を通る農道の端にヘビの抜け殻を見つけました。
右の水田は水入れしたばかりですが、左の水田は田植えが完了しています。
田植え直前の農道に選択性除草剤を撒いたばかりらしく、イネ科の雑草だけ枯れています。
(シロツメクサの葉は青々としたままで枯れてない。)
茶色に枯れた草に絡みつくように、長い新鮮な脱皮殻が残っています。
抜け殻の頭部は、右の水田の方を向いていました。
まず巻き尺で抜け殻の全体を採寸すべきでしたね。
脱皮殻は初めから上半身と下半身に千切れていました。
動画に撮りながら、脱皮殻に絡みついた枯れ草を慎重に剥がして、ビニール袋に採集しました。
抜け殻の下に隠れていた雑草も枯れていたことから、おそらくヘビの脱皮より前に除草剤が散布されたと考えられます。
脱皮中のヘビは無防備です。
こんな農道で明るい昼間に脱皮したら猛禽やカラスなどの天敵に対して目立ってしまいますから、ヘビはおそらく夜に脱皮したのではないでしょうか。
さて、抜け殻からヘビの種類を同定できるでしょうか?
参考サイト▶
・[今日の観察]ヘビの完全な抜け殻 by いきもの通信 Vol. 186
・今朝、松口の方からヘビの抜け殻が届けられる by キョロロ通信
採集した抜け殻の標本を調べてみると、体鱗列数が19だったのでシマヘビだろうと判明しました。
数えているうちに分からなくなるので、油性マジックで鱗に印を付けながら数えました。
脱皮殻に縦縞模様などは残っていませんでした。
採集した立派な抜け殻をいずれラミネート加工などして、標本としてしっかり保存するつもりです。
わざわざ額装までするのは大変そうです。
いつものように、Perplexity AIに相談して調べ物をしながら記事を書きました。
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