2023年11月下旬
平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地(セット)を2台の自動撮影カメラで見張っています。
近所のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が入れ代わり立ち代わりやって来るシーンをまとめました。
シーン0:11/23・午前11:48・晴れ・気温25℃(@0:00〜)
シーン0:11/23・午後12:14・晴れ・気温26℃
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。
シーン1:11/25・午前3:38・気温-1℃(@0:07〜)
初雪が激しく降りしきる深夜未明にタヌキがうろついていますが、セットには近寄りませんでした。
シーン2:11/25・午前4:01・気温0℃(@0:26〜)
約20分後にタヌキが戻ってきました。
同一個体か別個体か不明ですが、ちらっとカメラ目線をくれました。
シーン3:11/29・午後16:29・気温3℃(@0:36〜)日の入り時刻は午後16:24。
4日後の日没直後、雨(みぞれ)が降る中をタヌキがペアでやって来ました。
トレイルカメラの起動が遅れてしまい、先行する個体は左へ立ち去る姿がチラッと写っただけでした。
後続個体はアナグマの巣口Rに顔を突っ込んで匂いを嗅いでからセットをあちこちうろつき、結局は左に立ち去りました。
シーン4:11/30・午前6:16・気温0℃(@1:33〜)日の出時刻は午前6:31。
翌日、みぞれ混じりの激しい雨が降りしきる夜明け前にタヌキが単独で登場。
身震いして雨に濡れた毛皮の水気を切ってから、左へ立ち去りました。
シーン5:11/30・午前6:17(@1:44〜)
同一個体がすぐにまた戻ってきたのか、二次林内をジグザグに奥へ向かう後ろ姿が写りました。
シーン6:11/30・午前10:58・くもり・気温3℃(@1:44〜)
明るい日中にもタヌキが出没します。
アナグマの巣穴には立ち寄らず、横を通り過ぎました。
地表の温度がまだ高いようで、前夜に降ったみぞれはすぐに溶けてしまいました。
(まだ根雪にはなりません。)
シーン7:11/30・午後16:17・雪・気温0℃(@2:06〜)日の入り時刻は午後16:24。
雪が降る日没直前に、タヌキが3頭一緒に現れました。
親子なのか、それとも幼獣の3兄弟(姉妹)なのか、私には見分けられません。
アナグマの巣口Rの匂いを点検してから左に立ち去りました。
別アングルで設置したトレイルカメラにはなぜか撮れていませんでした。
冬は気温の低下とともに乾電池の電圧も下がるようで、トレイルカメラの起動が遅れがちになります。
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