2023年11月中旬
休耕地で見つけたホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を初夏の頃までトレイルカメラで監視していたのですが、ヨモギやクズ、カナムグラなどの雑草が猛烈な勢いで繁茂してくると、タヌキの姿も巣穴も隠れて見えなくなってしまいました。
撮影アングルを確保するために、もしも私が勝手に草刈りをしたら、警戒したタヌキ親子が巣穴から逃去してしまうでしょう。
そこで仕方なく、夏の間は干渉せずに撮影を中断していました。
その間にアナグマの母子が途中からこの巣穴に引っ越し(転入)したのではないか?と疑っているのですけど、確かめられませんでした。
休耕地で草丈の高い雑草がほとんど枯れた晩秋まで待って、同じ地点でトレイルカメラによる監視を再開しました。
今はこの巣穴に誰が住んでいるのか、ここで冬越しする野生動物は誰なのか?という点が次に解明すべき課題になります。
シーン1:11/16・午後16:18(@0:00〜)
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
シーン2:11/18・午前6:14(@0:04〜)日の出時刻は午前6:19
夜明け直前の早朝にホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が単独で現れました。
枯草に覆われた原っぱ(休耕地)を通り抜けてタヌキ営巣地の近くまで来たキツネが立ち止まって風の匂いを嗅ぐと、左へ走り去りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:15〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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