2023年8月中旬
スギ防風林にあるアナグマの溜め糞場を自動センサーカメラで見張っていると、夜に野ネズミ(ノネズミ)がときどき写ります。
シーン0:8/14・午後14:48(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
画面の左下隅に朽ち果てた切株があり、そのすぐ奥に古い用水路が掘られた名残の溝が斜めに走っています。
この溝は獣道の一部になっています。
その溝に捨てられた古い手押し車のフレームが錆びたまま放置されているのですが、スギの落ち葉が枯れた色と同じで紛らわしいですね。
この手押し車フレームを目印として、ニホンアナグマ(Meles anakuma)専用の溜め糞場stmpがあり、黒い軟便が溜まっています。
シーン1:8/17・午後20:36(@0:02〜)
晩に野ネズミが溜め糞stmpの左横からスギ林床を左へ駆け抜けました。
シーン2:8/19・午後22:56(@0:11〜)
2日後の晩遅くにも画面の左エリアで林床を手前にチョロチョロと向かって来ます。
切株の手前で溝に降りて死角に消えました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
野ネズミはアナグマの溜め糞場stmpにあまり近寄らないようです。
匂いが嫌いなのか、あるいはタヌキの糞と違って未消化の種子が含まれていないからかもしれません。
今回はカメラの画角設定がいまいちだったので、もう少し監視を続ける必要があります。
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