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2024/01/25

深夜の原っぱをうろつくホンドタヌキの親と巣口で留守番する幼獣【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年6月上旬

休耕地に掘られたホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の巣穴を監視するトレイルカメラの設置場所を変更しました。 
ローアングルでの撮影は色々と問題があったからです。 
巣穴まで少し遠くなるのですが、オニグルミ立木の幹に固定し、ハイアングルから(俯瞰で)狙うことにしました。 


シーン1:6/1・午後23:00・気温17℃(@0:00〜) 
深夜に親ダヌキが原っぱを左から右に歩いて、巣穴に入ったようです。 
雑草が伸び放題のため、巣穴は隠れて見えません。 

親ダヌキはすぐに出巣して、奥に歩き去りました。 
巣口で別個体の目が白く光っているのは、おそらく留守番している幼獣でしょう。 

監視カメラを巣穴から相当離したので、タヌキは警戒しなくなり、自然な行動が記録できるようになりました。 
逆に巣穴まで遠過ぎて暗視映像の撮影は無理か?と心配でした。
新機種のトレイルカメラでは内蔵された赤外線LEDの明るさを最強(far)に設定することが可能で、結構遠くまで写っていました。 
その代わり、電池は激しく消耗することになります。 


シーン2:6/3・午前1:11・気温16℃(@0:54〜) 
2日後の深夜、原っぱを親ダヌキが左から右へ歩いて、奥の巣穴に立ち寄ってから右奥に向かって歩き去りました。 
現場検証すると、原っぱにはタヌキの獣道が何本か走っていることが分かります。

手前に伸びたオニグルミの枝葉が赤外線を反射して、邪魔ですね。 
特に、上から垂れ下がるオニグルミの枝葉が白飛びしています。 
次に現場入りしたときには、カメラの設置アングルを工夫するか、この邪魔な枝葉をなんとか取り除かないといけません。 


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