2023年5月上旬
ニホンアナグマ♀(Meles anakuma)の営巣地(セット)をトレイルカメラで見張っていると、野ネズミ(ノネズミ)が初めて写りました。
シーン0:5/1・午後14:25・(@0:00〜)
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。
右手前の巣穴Rと左奥の巣穴Lの2個が二次林の林床に並んで掘られています。
シーン1:5/6・午前0:15頃・(@0:03〜)
深夜に画面奥の広場を野ネズミが左から右へチョロチョロ横切りました。
この地点で野ネズミは初見です。
右の二次林に入ってからしばらくすると、再び広場に戻ってきて、巣穴Lに駆け込みました。
すぐにまた出巣Lして左に向かったので、巣穴Lをただ通り過ぎただけのようです。
…と思いきや、再び左から戻って来た野ネズミが巣穴Lに入りました。
アナグマが掘った巣穴の一部を野ネズミも利用しているのでしょうか?(ルームシェア?)
それとも野ネズミは「穴があったら入りたい」という習性があるだけで、ただの一時的な侵入者ですかね?
いずれにせよ、巣穴Lの近くにトレイルカメラを設置し直して、重点的に監視する必要がありそうです。
ここは平地ですし、近くに田畑や休耕地(草地)も広がっていますから、ハタネズミ(Microtus montebelli)の可能性もあり得ますかね?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿