地上からの高さは、目測で7〜8mぐらいでしょうか。
コロニーは晩秋に解散していて空き巣です。
激しい風雪が吹きすさぶ長い冬の間にコガタスズメバチの古巣が壊れたり落ちたりしなかったのは驚きです。
紙(パルプ)製なのに強度はしっかりしていることが分かります。
春になるとイワガラミの若葉が芽吹き始めました。
発見から数日後に古巣を蔓ごと採集させてもらいました。
外皮の一部は剥がれてしまいましたが、ほぼそのまま採取できました。
巣口は外皮側面の外向きに開口しています。
イワガラミの細い木質の蔓が巣内を貫通していました。
外皮が少し損傷したおかげで、内部の構造が垣間見えました。
3層の巣盤が作られていました。
巣口付近の外皮を大きく食い広げられた形跡があります。
晩秋にオオスズメバチの襲撃を受けたのか、それとも鳥に食害されたのかな?
関連記事(9年前の撮影)▶ キイロスズメバチの古巣を壊して捕食するヒヨドリ(野鳥)
採集直前の写真は撮り忘れてしまいました。 |
15cm定規を並べて置く |
裂け目の下部からコガタスズメバチ成虫の死骸?が覗いて見える。 |
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