民家の庭木に奇妙な物体が紐で2つ吊り下げられていました。
茶色のガムテープを丸めた物体です。
その家の人が不在で質問できませんでしたが、おそらくコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の丸い巣を模したダミーを自作したのではないかと想像しました。
中に防虫薬剤が含まれているのかもしれません。
果たしてスズメバチの創設女王に対して営巣忌避効果があったのでしょうか?
最近ホームセンターや通販などで売られている類似商品には表面に鱗模様が印刷されていて、スズメバチの巣の外皮に擬態しています。
しかしダミー(フェイク)の巣を吊るしても、個人的には「気休めやおまじない程度にしかならないのでは?」とその効果に懐疑的です。
機会があれば検証実験してみたいものです。
宣伝通りの効果があるのであれば、もちろん朗報です。
どうせなら実際にスズメバチの古巣を採集しておいて、営巣して欲しくない場所にそれを吊るすのはどうでしょう?
スズメバチは古巣を再利用して住み着くことはありません。
古巣には寄生蛾などが同居しているはずですから、スズメバチの天敵が増えることが期待できますし、本物の古巣の近くにはわざわざ営巣しない気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿