2023年5月中旬
雨の降る朝夕にニホンアナグマ(Meles anakuma)が巣穴に出入りする様子をまとめました。
薄明薄暮の時間帯です。
アナグマは雨が降っても活動するようです。
シーン1:5/14・午前4:37・(@0:00〜)日の出時刻は午前4:27。
日の出直後にトレイルカメラが起動すると、小雨がぱらついていました。
手前の巣穴Lから出てきたと思われるアナグマが、奥の巣口Rの手前で身震いしてから入りました。
その少し後にキジ♂(Phasianus versicolor)が近くの農地(または休耕地)でケンケーン♪と勇ましく鳴いて縄張り宣言する声(母衣打ち)が聞こえました。
シーン2:5/19・午後17:32・(@0:19〜)日の入り時刻は午後18:48。
5日後の夕方も雨でした。
近くの田畑でトラクターが土を耕しているようで、振動・騒音が持続的に響いています。
小雨が降る中、アナグマが巣穴Rから出て右へ立ち去りました。
♀なのかヘルパー♂なのか、性別不明です。
シーン3:5/19・午後17:34・(@0:31〜)
出巣Rすると、右へ立ち去りました。
シーン4:5/19・午後17:37・(@0:48〜)
出巣Rすると、身震いしてから右へ。
シーン5:5/19・午後17:40・(@1:01〜)
出巣Rすると、身震いしてから獣道を歩いて手前へ(画面の右下隅へ)。
シーン6:5/19・午後17:44・(@1:21〜)
出巣Rしたアナグマが身震いしてから、広場を経由して獣道を左へ。
入巣Rのシーンが撮れてないのに、巣穴Rから出てくるアナグマが連続で5回も撮れたのが、まるで手品を見せられているようです。
私は未だアナグマの個体識別をしっかりできていないのですが、まさか5頭以上の♀が同じ巣穴に同居していて、次々に出巣Rしたのでしょうか? (そんな馬鹿な!)
私の知らない別の巣穴からも出入りしているとしたら、登場個体が重複してるかもしれません。
トレイルカメラのセンサー感度など技術的な問題で、入巣Rシーンを撮り損ねているだけという気もします。
別アングルに設置したもう1台のトレイルカメラには撮れていませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ 雨音が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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