2023年1月下旬・午前11:40頃・くもり
スノーシューを履いて川沿いの雪原を散策していると、対岸でヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)の群れがやかましく鳴き交わしています。
雪をかぶった岸辺の落葉灌木に集まり、私を警戒しながらも徐々に下へ下へ降りていきます。
きっとこれから川面で水浴びを始めるだろうと予感があったので、動画を撮り続けます。
近くで除雪作業しているブルドーザーが後退(バック)する度に発する警報ブザーがピーピー♪うるさくて興醒めです…。
1羽の個体が細い止まり木から川の中へポトリと脱糞しました(@0:35〜)。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
直後に等倍速でリプレイ。
普段見慣れた尿酸混じりの白っぽい液状便ではなく、黒っぽい固形の糞でした。
やがて私の予想通り、ヒヨドリたちは冷たい川で寒中水浴を始めました。
川岸の浅瀬に飛び込んで素早く行水すると、すぐに止まり木へ戻り、水気を切ります。
ヒヨドリに特有の一連の短い水浴行動を何度も繰り返します。
冬は水温が冷たいから1回の水浴時間が短い訳ではなくて、どの季節でもヒヨドリはこうなのです。
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冬の川で激しく水飛沫を立てるヒヨドリの水浴シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:03〜2:42)
しかし残念ながら水浴は下火となり、ヒヨドリの群れは次々に飛び去ってしまいました。
もっと早くからハイスピード動画モードに切り替えるべきでしたね。
水浴の合間に止まり木から脱糞する様子もスーパースローで撮れていました。(@2:25〜)
脱糞の際に尾羽根を持ち上げてなかったものの、この個体も黒っぽい固形糞を排泄し、川面から水飛沫が上がりました。
雪解け水が流れる川の水温を測りたくても、この日は温度計を持ってきていませんでした。
対岸の河畔林に設置されたトレイルカメラがほぼ同時間帯に記録した気温は5℃でした。
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