前回の記事:▶ 秋のスギ林道でトレイルカメラに興味津々のホンドギツネ【暗視映像】
2023年1月上旬〜中旬
雪深い里山のスギ林道に設置した自動センサーカメラに写ったホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)の記録です。
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シーン1:1/10・午前11:01・気温-3℃・(@0:00〜)
昼前で明るいのに、寒波の到来で気温が氷点下のまま冷え込み、雪がしんしんと降り続いています。
カメラの起動が遅れたのは、低温による電圧低下のせいもありますが、右からキツネが走ってきたからでしょう。
画角の左端でちょっと立ち止まってから、そのまま左に去りました。
尻尾しか写りませんでしたが、
乾いた深雪(パウダースノー)で覆われた林道に残る足跡は、キツネに特有の一直線に付いていました。
シーン2:1/19・午後19:38・気温-1℃・(@0:09〜)
9日後の晴れた晩にキツネが登場。
左から右へ足早に駆けて行きます。
画面の右端で立ち止まり、雪面の匂いを嗅ぎました。
雪の下に埋もれた野ネズミの巣穴からかすかに獲物の匂い(気配?)がしたのかもしれません。
しかし結局狩りは行わずに、林道を右に立ち去りました。
関連記事(1.5ヶ月前の撮影)▶ スギ林道のタヌキ溜め糞場に野ネズミの巣穴を見つけた!
ところで、林道中央の雪面に真っ黒な細長い異物が見えます。
これは実はタヌキが最近持ってきた黒いビニールテープなのですが、キツネは全く興味を示しませんでした。
雪の下に埋もれたタヌキ溜め糞の匂いにも反応しませんでした。
つづく→
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