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2022年10月下旬
山林でドングリを給餌した餌場をトレイルカメラで見張っていると、未明にザトウムシの一種が2回登場しました。
シーン1:午前3:40頃
画面の赤丸に注目して下さい。
雑木林の斜面をザトウムシがゆっくり登って行きます。
シーン2:午前4:30頃
約50分後、雨が降っています。
画面の赤丸に注目して下さい。
おそらく別個体だと思うのですが、ザトウムシがいつの間にかカラマツの幹を登っていました。
少し登ってから立ち止まると、長い歩脚で謎の屈伸運動をしています。
幹を滴り落ちる雨水を飲んでいるのかな?と想像したりするものの、定かではありません。
以前の観察で、笹の葉から水滴を飲んでいたザトウムシは、上下動せずに歩脚を曲げたままでした。
関連記事(12年前の撮影)▶ 水を飲むザトウムシ
ちなみに、この日の日の出時刻は午前5:52。
撮影時刻は夜明け前で、最低気温になっているはずです。
秋の寒い雨夜でもガガンボが飛来したり、小型の直翅目(コノシタウマ?)がドングリ給餌場の下の斜面を徘徊したりと、意外に賑わっています。
このトレイルカメラ旧機種は、動画撮影時に気温の測定値が記録されないのが残念です。
ザトウムシは変温動物なので、いくら動き回ってもトレイルカメラのセンサーは反応しません。
温血動物の野ネズミが餌を探し回って画面を横切ったときに偶然録画されるだけです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。
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