2022年8月下旬・午後18:00頃・気温20℃(日の入り時刻は午後18:17)
里山のスギ林道にある溜め糞場sをトレイルカメラで見張っていると、ニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)の親子群がまた登場しました。
日没直前でも、山の東斜面(特に杉林の中)は既にとっぷり暮れています。
群れを先導していたのは、母親ではなくウリ坊でした。
キーキー、キューキュー♪と甲高く鳴いているのは、ウリ坊3頭が鳴き交わす声でしょう。
母親は重低音でブーブー♪(フゴフゴ♪?)と鳴いているようです。
林床で餌を探し歩く母親の下腹に1頭のウリ坊がまとわりつき、乳房に吸い付いていました。
イノシシの授乳シーンが撮れたのは今回が初めてです。
母親♀は溜め糞場sの周囲に敷き詰められたスギの落ち葉を鼻面でひっくり返して、餌を探しています。
落ち葉の下に潜んでいる食糞性の昆虫を捕食しているのでしょうか?
3頭のウリ坊は溜め糞場sに興味を示しませんでした。
母親♀は牙が短く、外からは(映像では)見えません。
ニホンイノシシの家族群は母親が先導して林道を右へ立ち去りました。
1週間前(7日前)に登場したイノシシの母親♀は幼獣2頭を連れていました。
今回のイノシシ母子は幼獣が3頭です。
したがって、別の母子群ではないかと思うのですが、どうでしょうか? (個体識別はできていません。)
野外で母親から一度はぐれてしまった幼獣(ウリ坊)が自力で再び家族と合流するのは無理ではないか?と個人的には思ってしまいます。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
0 件のコメント:
コメントを投稿