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2022/06/28

トウモロコシの穂を持ち去り刈田に貯食するハシブトガラス(冬の野鳥)

 

2021年12月上旬・午後15:25頃・晴れ 

夕方の刈田で1羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が畦道に佇んでいました。 
足元の地面に置いていた立派なトウモロコシの穂を丸ごと1本横に咥えて飛び去りました。 
途中で合流した別個体も同じく嘴にトウモロコシを咥えて運んでいます。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
トウモロコシの皮は全て剥かれており、どうやら近くの飼料用トウモロコシ畑から穀粒付きの穂を丸ごと盗んできたようです。 
私から充分に距離を取ると、畦道に各々が少し離れて着陸しました。 
安全な場所でトウモロコシの穀粒を啄んで食べるかと思いきや、再びトウモロコシを持って飛び去りました。 
少し飛んでは畦道に着陸、を繰り返して、私からどんどん遠ざかって行きます。 
私(ヒト)を警戒して逃げているというよりも、ご馳走を食べている姿を仲間に見られたくないのかな? (仲間に見つかると横取りされる?)
トウモロコシを持って一緒に逃げていた仲間からも離れたいようです。 

1羽は遂に刈田の端っこまで来ました。 
刈田に残された稲藁の下にトウモロコシの穂を丸ごと隠しました!  
後で食べるために餌を隠す貯食行動です。 
上に藁を被せて念入りに隠蔽しています。 

貯食が済んだハシブトガラスは空荷で飛び立ちました。 
そのまま流し撮りすると、近くの電線に止まり、嘴を足元の電線で拭いました。 
途中から別行動になったせいで、もう1羽の個体がトウモロコシをどこに隠したのか不明です。 
晴れているものの、山の影になった刈田はもう日陰です。

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