2020年10月上旬・午前11:55頃・晴れ
急坂の登山道に沢の水が流れ込んで、舗装路の轍が濡れていました。
水溜りというほど深くはないのですが、メスグロヒョウモン♀(Damora sagana)が全開にした翅をやや開閉しながら濡れた路面で吸水していました。
水を飲むだけでなく、ミネラル摂取も兼ねていると思われます。
一瞬ルリタテハかと思って撮り始めたのですけど、メスグロヒョウモン♀でした。
山道を歩き回ったり向きを変えたりしながら、口吻を伸ばして濡れた路面を舐め続けています。
乾いた路面に口吻の先が触れたときは、すぐに濡れた路面に移動して落ち着きました。
もう少し水深の深い溝も近くにあるのに、地面が少し濡れているだけで充分なようです。
私がもう少し近付こうと一歩踏み出しただけで、警戒したメスグロヒョウモン♀は飛び去ってしまいました。
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