2020年7月下旬・午後14:40頃・くもり
峠道の法面を補強するコンクリート壁面に夏型の
サカハチチョウ(Araschnia burejana)が止まっていました。
翅を緩やかに開閉しながら歩き回り、口吻を伸ばしてコンクリートの表面を舐めています。
コンクリート表面が斑状に白く塩を吹いたように見えるのは、地衣類に覆われているのですかね?
サカハチチョウは飛び立ってもすぐに壁面に戻ってきて、再びコンクリートの表面を舐めています。
ミネラル成分を摂取しているのでしょう。
▼関連記事(4、5年前の撮影)
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・サカハチチョウ夏型の吸水と排尿ミネラル摂取する蝶の性別は通常♂とされていますが、この個体はどうでしょう?
『フィールドガイド:日本のチョウ』p221によれば、
♀は♂に比べて翅形が丸く、腹部が太い。(中略)夏型の♀では♂より白帯が広い。残念ながらこの説明を読んでも私にはサカハチチョウの性別を見分けられません。
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