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2019/12/08

ツユクサの葉を切り抜くハキリバチ♀の一種【名前を教えて】



2019年8月上旬・午後

河川敷に生えたツユクサの群落でハキリバチの一種(種名不詳)が飛び回っていました。
ツユクサの包葉に2回興味を示しています。
その後は茂みの奥に潜って、ツユクサ(?)の葉の縁に止まると、細長い葉片を大顎で切り取り始めました。
切り取った巣材を抱えて飛び立ちました。

一種の出来事のため、1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみます。
安物のハンディカムで薄暗い茂みの中を飛び回る蜂を撮ったので、画質がいまいちです。
こんな酷い映像でもハキリバチの名前が分かる達人がもしいらっしゃいましたら、是非ともご教示願います。
インターネット検索してみても、ツユクサの葉を切り抜いて巣材とするハキリバチは報告されていませんでした。

改めて映像を見直すと、蜂が葉片を切り抜いていた植物はツユクサではないような気もしてきました。(葉の形状がツユクサとは違う?かも)
ツユクサの群落には蔓植物のキカラスウリが上から覆い被さるように繁茂していますが、キカラスウリの葉でもなさそうです。
他にはヘクソカズラの花が近くで咲いていました。
ハキリバチ♀がくり抜いた跡の残った葉を撮影直後にしっかり調べるべきでしたが、営巣地の方が気になって蜂を追いかけてしまい、巣材を集めた正確な場所が分からなくなってしまいました…。
おまけにハキリバチの巣の場所も結局突き止められず、まさに「虻蜂取らず」という諺の通りになりました。
すぐ近くに植栽されたマサキの生垣を支える材木(木の杭)のどこかに小さな穴が開いていて、ハキリバチ♀はそこに営巣しているのではないかと予想しています。
しかし、生い茂ったマサキの枝葉に隠れて蜂を見失ってしまいました。
その辺りに帰巣する蜂をその後にもう一度だけ目撃しています。(撮影失敗)
このツユクサ群落でしばらく待ち伏せしてみたものの、時刻が夕方近くだったせいか、蜂は巣材集めに戻ってきませんでした。

せっかく動画に撮ったのに、蜂も植物も名前が分からない(はっきりしない)という中途半端で悔しい結果に終わりました。
それでも今季はクズハキリバチに続いてもう一種のハキリバチが巣材を集める様子を観察できたので、非常に大きな前進となりました。
個人的には大満足です。
巣材集めをするハキリバチ♀を今まで一度も見つけられなかったのは、私の探し方が悪かっただけのようです。


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