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2019/11/30

岩場のカルガモ幼鳥5羽を引率して池を泳ぎ去る親鳥(野鳥)



2019年7月下旬


▼前回の記事
池の岩場で羽繕いするカルガモの幼鳥5羽と岸で見守る親鳥(野鳥)

コンクリートで固めた岸の縁に立っているカルガモAnas zonorhyncha)の親鳥(おそらく♀)が、羽繕いを始めました。
右足で頭部を掻いたり、ストレッチ運動でY字バランスのような奇妙な姿勢になったりもしました。
その間も蓮池の岩場を見下ろし、幼鳥5羽の安全の見張りを怠りません。
親鳥が嘴を軽く開けてかすかに動かしているのは、下に居る幼鳥に小声で何か呼びかけているのかな?
(周囲の騒音や蝉しぐれがうるさくて、カルガモの鳴き声を聞き取れませんでした。)

やがて親鳥♀がコンクリート護岸の縁に沿って少し歩き、水面を見下ろすと羽ばたきながら蓮池に飛び降りました。(@0:35)
岩場のすぐ横にザブンと着水する様子をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
直後に尾羽を左右に振り振り動かしています。
そのまま岩場を回り込んで幼鳥の傍らに泳いで来ました。

すると岩場の右端に座っていた幼鳥が立ち上がり、背伸びをしながら羽ばたき練習を始めました。
しかし、まだ羽根が充分に生え揃っていないので飛べません。
一方、幼鳥が外出の支度をするのを水面で待っていた親鳥♀がその場で身震いしたら、羽毛が抜け落ちて水面に落ちました。
親鳥♀が「先に行くわよ」と言わんばかりに水面を左に泳ぎ去り、ハスの茂みの奥に姿を消しました。
幼鳥も岩場から次々に入水し、親鳥の後を慌てて追いかけます。
親鳥が幼鳥を引率して、蓮池のどこかで採食するのでしょう。
いくら人馴れしていても、私が近くで長々と撮影していたのが嫌だったのかもしれません。

つづく→マダニに寄生された?カルガモ(野鳥)


カルガモ親鳥♀(野鳥)@蓮池:岸+見張り+羽繕い
ストレッチ運動?の奇妙な体勢
カルガモ親鳥♀(野鳥)+幼鳥5@蓮池:岩場+引率遊泳

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