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2019/06/02

初冬に塒の街路樹を変更したハクセキレイの群れ(前編)就塒前集合【冬の野鳥】



2018年11月下旬・午後16:21〜16:34(日の入り時刻は午後16:21)

▼前回の記事
黄葉したイチョウ街路樹に塒入りするハクセキレイ♂♀の群れ(野鳥)

11日ぶりの定点観察にやって来ました。
ハクセキレイMotacilla alba lugens)が夜の集団塒として利用していた街中のイチョウ並木は、黄葉した葉がほとんど散り終えた後でした。
歩道にはイチョウの黄色い落ち葉が敷き詰められています。
銀杏の実は落ちておらず、枝にも残っていないことから、やはり悪臭問題を気にして雄株しか植栽していないのでしょう。
遠くの山は初雪で冠雪しています。

ハクセキレイは落葉後も同じイチョウ並木に塒入りするのか、注目です。
鳥の塒入りに関する本を読むと、そのような写真が載っていたりするのですけど、雪が降らない暖かい地方の情報しかありません。
落葉後の枝に塒入りするのでは丸見えになりますし、雪国の厳しい風雪を凌げるとはとても思えず、留鳥のハクセキレイがどう対処するのか興味があるのです。

日没直後、いつものように大通り沿いの某商業施設の屋上や電線にハクセキレイが続々と集まってきました。
就塒前集合の始まりです。
屋上に登る外階段にハクセキレイが2、3羽、集まっています。
交通量が多くて騒音がうるさいのですが、耳を澄ますとハクセキレイが互いに鳴き交わしています。

ちなみに、撮影の合間に気温を測ると、
午後16:15に気温9.5℃、湿度42%。
午後16:32に気温8.8℃、湿度47%。


つづく→常緑樹シラカシに集団就塒




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