2025年8月中旬・午後12:15頃・晴れ
山麓の小径の分岐点で私がザックを下ろして休んでいたら、坂道の下からニホンカモシカ♂(Capricornis crispus)が単独で登って来ました。
慌てて近くに置いてあったカメラを拾い上げ、動画を撮影開始。
カモシカは近視のせいか暑さに喘いでいるせいか、私のことなど眼中にないようです。
トボトボと歩き続けます。
後ろ姿の股間に陰嚢が見えるので、♂と分かります。
私はザックを置いたまま空荷でカモシカ♂を追跡しながら撮影を続けます。
水田を灌漑する農業用水が滔々と流れている水路に沿って、カモシカは歩いて行きます。
渡河地点を探している素振りだったので、コンクリートで護岸された水路を跳び越えるのかと期待したのですが予想は外れました。
ニホンカモシカ♂はときどき立ち止まり、短い尻尾を左右に振ったり、後脚で自分の股間を素早く蹴り上げたり、脇腹の皮膚を器用にピクピク動かしたりして、まとわりつく吸血性昆虫を追い払っています。
ときどき近くの集落から、猿害対策の爆竹やロケット花火の乾いた発砲音がパーン♪と単発で聞こえても、カモシカは無反応でした。
エゾゼミ♂(Lyristes japonicus)♪が周囲の山林で単調に鳴き続けています。
つづく→ニホンカモシカは水路橋を渡るか?
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