2023年12月中旬・午前3:20頃・気温-7℃
平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)が越冬する営巣地(セット)を2台の自動撮影カメラで見張っています。
暖冬ですが、12/17からようやく大雪が降りました。
雪が降り止んだ12/20の深夜にホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が単独でやって来ました。
気温が-7℃まで冷え込んだということは、よく晴れて放射冷却現象になったのでしょう。
キツネの登場は夏(7月下旬)以来で、かなり久しぶりです。
大雪が積もった後でも、アナグマの巣口2つは辛うじて開口しています。
キツネはその巣口L、Rを順に訪れたものの、顔を軽く突っ込んで匂いを嗅いだだけで引き返しました。
巣穴の主であるアナグマは中で寝ているのか、キツネの訪問に気づいていないようで無反応でした。
キツネが慌てて引き返したのは、トレイルカメラの存在に気づいて警戒したからかもしれません。
キツネが深雪を歩くと足がズボズボと潜るものの、ラッセルするほどではありませんでした。
つづく→
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