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2024/09/21

ノボロギクの花を舐めるオオハナアブ♀

 

2023年11月下旬・午前10:40頃・晴れ 

稲刈りの終わった田んぼ(刈田)の農道に咲いていたノボロギクの群落でオオハナアブ♀(Phytomia zonata)が訪花していました。 
口吻を伸縮させて花蜜や花粉を舐めていました。 
脚や口吻、腹部下面に黄色い花粉が付着しているので、ノボロギクの送粉者としての役割もありそうです。 
顔の正面や背面を向いたときに複眼が離れていたので、オオハナアブの性別は♀と判明。 

オオハナアブ♀は、ノボロギクの隣接する花から花へ歩いて移動しました。 
最後は少し飛んで、ノボロギクの近くに咲いた別種の白い小さな花(種名不詳)に訪花吸蜜してから飛び去ったのですが、映像は割愛。 

ちなみに、ノボロギクの花が咲き終わると、白い綿毛になります。 
タンポポと同じく、風が吹くとパラシュートのような綿毛と一緒に種子が飛ばされて分布を広げます。(風散布の種子)

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