2023年10月上旬・午後14:30頃・晴れ
山麓の農村部で私が農道を歩いていると、道端に生い茂る草むらから小蛾が次々に飛び立ちました。
チラチラと羽ばたいて、草むらを飛び回ります。
よく見ると蛾の正体は、普通種のシロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)でした。
群飛と呼んで良いのか分かりませんが、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
レンズをズームインして拡大しないと、シロオビノメイガだと分かりません。
しかし画角が狭くなるため、飛ぶ蛾が写る確率が下がってしまいます。
そこで、少しズームアウトした広角でも撮ってみました。
慌てて飛び立ったシロオビノメイガが、イヌタデの穂にぶつかってそのまま着陸することもありました。
蛾の他にはハチ?も高速で飛び去ります。
シロオビノメイガは農村で大量発生する害虫なのでしょうか?
他にはヒメジョオンの花やヤマグワの幼木がたまに写っています。
しかし、シロオビノメイガの訪花吸蜜シーンは今回見ていません。
しばらく低空で飛び回った後も、花には着陸していません。
どうやら、草むらに隠れていただけのようです。
もしかして、羽化直後なのかな?
シロオビノメイガ幼虫の食草を調べても、そのリストにミゾソバやイヌタデは含まれていませんでした。
幼虫図鑑サイトでは、
食草 ホウレンソウ(菠薐草),フダンソウ,ホウキグサ(箒草),アカザ(藜)などとあり、みんなで作る日本産蛾類図鑑サイトでは
【幼虫食餌植物】 アカザ科:ホウレンソウ、フダンソウ、テンサイ、ウリ科:ウリ類(※KD)、アカザ科:アカザ、サトウダイコン、ヒユ科:モヨウビユ、ケイトウ、ヒユ(※SG)、ヒナタイノコズチ(※GG-224)、ザクロソウ科:ツルナ(※YY188)とのことです。
現場付近に生えている植物に、シロオビノメイガの食草は心当たりがありません。
例えば、ホウレンソウ畑などはありません。
シロオビノメイガの幼虫はどうやら広食性らしいので、未知の食草もありそうです。
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