2023年8月下旬・午前8:40頃・晴れ
カボチャの黄色い花に先客が居ると、後から飛来した個体は遠慮して飛び去りました。
カボチャ畑には多数の花が咲いていますから、無用な競争を避けるのは当然でしょう。
蜜源植物を巡る占有行動や縄張り争いなどは、私の見た限りではありませんでした。
ところが、240-fpsのハイスピード動画でも撮っていたら、これとは逆の行動が観察できました。(@0:11〜)
クロマルハナバチ♀が次に訪花しそうな花を予想して待ち構えていると、2匹の個体が入れ替わるように訪花していました。
花の中で2匹が争った形跡もありません。
マルハナバチが採餌した直後の花には花蜜も花粉も取り尽くされている(少なくとも減っている)はずですから、とても不思議に思いました。
カボチャの花筒の中がよく見えるアングルで2匹のクロマルハナバチ♀が同時に潜り込んで採餌するシーンも撮れました。
やはり喧嘩(蜜源の占有行動)をしないで仲良く採餌していました。
協力して同じ花から採餌しているのは、おそらく同じコロニー出身の仲間なのでしょう。
後から来ても花蜜や花粉はあまり残っていないはずなのに、割り込んでくるのは採餌経験の浅い個体なのかな?
カボチャの花に花蜜や花粉が豊富に含まれる場合には、このように協力して採餌する、と推測できます。
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